
日比谷公園の春の夜の散策を楽しんできた。
3月最後の週末、順調に気温が上がり春の陽気だったのが突然冬の寒さに逆戻りした。そんな肌寒い夜の散歩となった。
夜桜

気温は突然下がっても、春に向けて進んでいた歯車は止まる事はない。桜の開花もほぼ満開という状態。
風に揺られる夜の桜。止めて撮るのが難しかったが、ほのかなブレがソフトで幻想的なな雰囲気を出してくれた。

天気と気温のせいか人の気配がない。東京のど真ん中、日比谷の一等地の夜桜を私だけが独り占めする贅沢な時間。
雨上がりのバラ園

バラの茂みのブロンズ像、夜も変わらず直立している。

つい先程まで降っていた雨に濡れるバラ。

春の夢

私以外に誰もいない日比谷公園で一人で夜桜を楽しむ、夢のような場所からの帰り道。

ドイツ風の洋館から漏れ出る灯りを浴びる。

水たまりには鏡の世界の日比谷がその姿を覗かせていた。

日比谷交差点、車のヘッドライトが照らす雨に濡れた横断歩道を渡り、夢の世界から覚めていく。
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