【弾丸旅行記】本州最南端、和歌山県潮岬に登る初日の出

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2024年を締めくくる弾丸旅行は初日の出を拝みに本州最南端の地、和歌山県潮岬までのドライブとなった。


地元の友人に誘われ、深夜の東名高速をひたすら下っていく。

本州最南端、潮岬


潮岬に着いたのは日の出の2時間ほど前、まだぎりぎり天文薄明が始まっていない時間だったのでもはや気持ち悪いほどの満点の星空。
夏季は”潮岬望楼の芝キャンプ場”というキャンプ場になるだだっ広い芝生の広場が元旦は巨大な駐車場になり、日本各地のさまざまなナンバーの車が所狭しと並んでいる。

都心では見られない星空が見えるかもしれないと踏んで、SIGMA Iseriesの20mm F2 DG DN | ContemporaryとKenko プロソフトン (A) Nも持ってきていた。
手のひらサイズの軽量コンパクトの超広角レンズでありながらF2の明るさで気軽に星空・星景写真が撮れるいいレンズである。

画像中心から少し左側に流れ星が写っているのがわかるだろうか?
肉眼で空を眺めていても本当に流れ星がいくつも見えている。
いとも簡単に流れ星が見れるのだが、写真に写すのは本当に難しい。あと人工衛星も飛んでいるので写真に写すと衛星なのか、流星なのか見極めるのも大変だったりする。
時期的におそらくしぶんぎ座流星群の流れ星だろうか。

これは明るくなってから撮ったものだが、日の出を見るにはこんな獣道のような茂みの中を進む必要がある。ところどころに捕まれるロープがあるのだがかなり急かつ足場が悪い。
岬の先端のいい場所を取るには真っ暗な中ここを進んでいく必要があるのだが、明るくてもめちゃくちゃ怖い。そしてトゲトゲの木が生えていたりするので、うっかり掴んでしまったら大変なことになる。

水平線の先には雲があったが、オレンジ色に明るくなってきた。

2025年も無事に夜が明けた瞬間だった。


鳥居があったので日の出と絡めておめでたい感じに。

おそらく正真正銘の本州最南端の岬がこっちだと思われる。

早朝にもかかわらずお土産屋は営業中。むしろ元日が一番稼いでるのではないだろうか。

この辺にあるものは大体”本州最南端のもの”と言っても過言ではない。
なのでこの本州最南端のポストの奥にある自動販売機は本州最南端の自動販売機なのではないだろうか。

到着時には満点の星空だったがすっかり明るくなった。

和歌山の海に並ぶ奇岩、橋杭岩


帰り道に紀伊に来たら来てみたかった橋杭岩に立ち寄った。
潮岬からは順調にいけば15分くらいの距離。なのだが、この日は初日の出を見た車が大行列をなしているので国道に出るまで1時間ほどかかっただろうか。
橋杭岩は道の駅くしもと橋杭岩になっているので観光的には訪れやすい。
ここもやはり日の出スポットで、深夜潮岬に着く前にここを通った時もかなりの車が停まっていた。

何も食べていなかったので、和歌山グルメのめはり寿司のお弁当を朝食にいただく。
日付入りの本州最南端訪問証明書は100円で購入できる。

もっと大自然な場所にあるのかと思っていたのだが、道の駅の駐車場の裏手がすぐこの景色になっている。

超広角でも撮影。
海の侵食によって岩の硬い部分だけが残っている様が、橋の杭だけが立っているように見えることから橋杭岩と呼ばれている。
海はかなり透明だった。

伊勢湾をショートカットするフェリーの旅


帰り道は少し楽しようということで鳥羽から伊勢湾フェリーを利用し、渥美半島の伊良湖までショートカットして、豊川から東名高速に乗ることができる。
新年初船旅となった。
元日は臨時ダイヤになるのか、ホームページで調べていた時間以外の便もあった。

乗船口には60周年と書かれていた。

船内は自由席になっていて、席も何種類かある。

窓際の席はテーブル付きのボックス席。


船内の売店では軽食も扱っていて、三重グルメの伊勢うどんをいただく。

伊勢湾の島々の合間を縫って船は進む。
伊勢湾には野生のイルカが生息していて、フェリーからもその姿を見ることができるらしいが、今回は発見する事ができなかった。

管島には、現存する最古のレンガ造りの洋式灯台、菅島灯台が見える。

愛知県伊良湖までの1時間の航海を終えて折り返しの船を見送ったら、またひたすら東名を上り関東に向かった。
鳥羽から乗ってきた船には、それなりに車も乗っていたが折り返しの便に乗った車は1台のみ。お正月に伊勢参りして船で帰る人が多いのだろう。

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