東京湾の神奈川県久里浜と千葉県金谷の10km強を浦賀水道を横断して結ぶ”東京湾フェリー”でプチクルーズしてきました。
最寄り駅は久里浜駅
フェリーなので、車で渡る航路なのだが、もちろん人だけでも乗ることができる。
徒歩の場合の久里浜港側の最寄り駅は京急久里浜駅となる。
今回は東京駅から真っすぐ行ける横須賀線でアクセス。JR久里浜駅から京急久里浜駅までは徒歩で歩いて3分ほどの距離。
京急久里浜駅からはフェリーターミナルまでは京急バスが結んでいる。
バスのダイヤは概ねフェリーと接続するようになっているようだが、駅から徒歩でも20分ほどで到着する。
久里浜港に到着すると本日乗船する「しらはま丸」が停泊している。
行って帰るだけの遊覧割引
フェリーの運賃は片道900円、往復だと1600円となるが、更に割り引かれる遊覧割引というものがある。
これは久里浜港~金谷港~久里浜港、あるいはその逆と相手港で下船できず、そのまま連続して乗船するかわりに1150円とかなり安くなる。
片道30分~40分ほど、停泊時間は20分のおよそ1時間半を船の中で過ごすことができる。
客室は飛行機のように前向きの席が並んでる場所と、テーブル付きのボックス席がある。
デッキもあるので潮風に吹かれながらの船旅も楽しめる。
客室内の売店では軽食も売っているので、行きはボックス席から水平線を眺めながらいわしバーグと海軍カレーパンを食べながら過ごした。
金谷港で停泊
金谷港に到着し、船はおよそ20分ほど停泊する。
遊覧割引なので船外に降りることはできないので、船でゆっくりと過ごす。
下船したら歩ける距離に、地獄のぞきで有名な鋸山があるので、相手港で下船できる往復切符で観光しに来るのもありかもしれない。ちなみに金谷港側の最寄り駅のJR内房線・浜金谷駅は、歩いて10分もしない距離にある。
のんびりとした時間が流れる金谷港。
久里浜港よりもローカルな雰囲気。
この日は風が強く、防波堤に波が打ち付けていた。
打ちつけた知らなmに
打ちつけた白波に陽の光が当たってキラキラと輝いている。
帰りは甲板で潮風に吹かれて
金谷港を出港し、久里浜港へ。行きは客室内で過ごしたので、帰りは甲板で潮風を感じることにした。
鋸山方面を見てみると、海側から水分を含んだ風が山体にぶつかって大きな笠雲のようになっているのがわかる。
行きはいわしバーグと海軍カレーパンを買った売店で、今度はソフトクリームを購入。
デッキに出てソフト片手に潮風に吹かれていたのだが、風が強すぎて溶けたソフトが飛び散ってベトベトになるので、強風時は室内で食べるのをおすすめしたい。
貨物船・客船問わず、大小様々な船が行き来する浦賀水道を横切るので、様々な船が行き交っているのが見える。
横浜に寄港する豪華クルーズ客船などが見られることもある。
これは週に1往復、小笠原諸島の父島と東京竹芝桟橋を結んでいるおがさわら丸だろうか?
のんびりと海を眺めていると久里浜港に到着した。
フェリーに乗っていた車が続々と出ていく。
1時間半の短い船旅だが、海の上を流れるのんびりとした時間を楽しむことができた。
ちなみにフェリーターミナルにも売店とレストランがあるのだが、閉店時間が意外と早いので気になる方は事前にチェックしておいたほうがいいだろう。
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