【島旅行記】東京の離島旅、亜熱帯ジャングル八丈島-Part4 八丈ビューホテルと島ドライブ

今回お届けするのは毎度お馴染み、伊豆諸島の旅。
前回の航海で条件付きで出航したものの、現地海上不良により三宅島から引き返してしまった八丈島にリベンジ。

Part4は八丈ビューホテルにチェックイン、ホテルのカーシェアで島ドライブ。

八丈ビューホテル

八丈ビューホテル外観

八丈ビューホテルは、大賀郷・八丈富士の麓にあるホテル。ビューホテルの名の通り、高台にありホテルからは八重根側の海も望むことができる。

町営バスの八丈島空港などを回る循環路線のビューホテル下というバス停から歩いて10分ほどでアクセスできる。空港や港への送迎もしてくれるそうだ。

八丈ビューホテル客室

ちょっと古い建物だが、綺麗に保たれている。

八丈ビューホテル客室

客室は10畳の部屋と、3畳の部屋もあり、かなり広々としていた。部屋にもお風呂があるのだが、温泉ではないものの大浴場もある。時間は限られているのだが、ロビーのウェルカムドリンクコーナーには、湯上がりのビールのサービスもあった。

八丈ビューホテルでは、夕食の提供はしていない。というのもコロナ禍で客足が減っていた時、島の飲食店の利用を促進する目的であえて夕食の提供を取りやめたそう。ホテルのスタッフは飲食店事情も詳しいので相談にも乗ってくれて、飲食店まではホテルの車で送ってもらうこともできる。

今回は、私は島のスーパーで買い出しをして部屋でゆっくり食事をすることにしていた。

EVカーシェア

EEMOカーシェアリング

ビューホテルの特徴は、eemoカーシェアリングの日産サクラが5台ある。

路線バスで観光して、レンタカーを借りるほどじゃないけどホテルからちょこっとだけ車に乗って買い物に行ったりという使い方ができるのが嬉しいところ。季節にもよるが15分220円から利用できる。また、レンタカーは使った分のガソリンを給油してから返却するいわゆる満タン返しが必要だが、こちらのカーシェアはステーションに返却してから充電するので、乗った分の燃料代はかからない。

日産サクラはデイズがベースの軽EV、フル充電すると180kmほど走るらしい。借りるときにどれくらい走れるかはアプリでも確認できる。

EEMOカーシェアリング

若葉マークなども完備。写真を撮り忘れたが、鍵にはカラビナがついていた。

apple carplayやAndroid Autoに対応したナビがついていて、ケーブルもType-CとLightningが用意されていた。

島のスーパーで買う島寿司

夕飯に狙っているのは、八丈島の島寿司。島寿司とは、ネタを醤油ベースのタレに漬けたヅケにし、島では手に入りにくかったワサビの代わりにカラシをつける伊豆諸島の郷土料理。島のスーパーでもパックで売っている。

同じ伊豆諸島でも、島によって作り方が違い、例えば以前食べた伊豆大島の島寿司は、カラシではなく島唐辛子を醤油だれに漬けたものにヅケにした「べっこう寿司」だったりする。

八丈ストアの島寿司

早速ホテルで車を借りてやってきたのは八丈ストア。

夕方に訪れたら数パックしか残っていなかった。

八丈ストアの島寿司

オナガダイ、メダイ、メカジキの3種類の島寿司を買ってきた。

どれも美味しくて選べないのだが、私的にはオナガダイの島寿司が一番美味しかった。

そして八丈ストアの島寿司はカラシがとても効いていた。

スーパーあさぬま

ちなみに翌朝には、もう一つ大きなスーパー、スーパーあさぬまにも行ってみた。

スーパーあさぬまの島寿司

朝早い時間にはたくさん島寿司が並んでいた。

魚のバリエーションはなく全てメダイ。10貫入り、5貫入り、4貫と島海苔入りの3種類だった。

そして八丈ストアに比べてカラシは控えめだった。

ジャージー牛乳

スーパーあさぬまの隣には八丈島ジャージーカフェがあり、島で育ったジャージー牛乳の商品を販売している。

当初の予定ではソフトクリームを食べようと思っていたのだが、あいにくの雨で気温も低かったのでホットミルクを購入。

カーシェアで島ドライブ

少し長めに車を押さえていたので、スーパーで夕飯の買い出しをした後、八丈富士の周りを一周してみた。軽EVはどんな感じだろうと思っていたが、坂道の多い八丈島の環境でも大人が数人乗った状態でグイグイ走ってくれる。日産サクラ、けっこうすごいぞ。

日産サクラ

まず立ち寄った場所は永郷展望台。島の最北エリアにある。

赤っぽい砂利は、八丈富士のスコリアだろうか。

大越鼻灯台

公衆トイレの上が展望台になっていて海が見える。

右側の灯台は大越鼻灯台。

八丈小島

かつては有人島だったが、今では無人島となっている八丈小島も見えている。

霧の八丈富士

振り返ると八丈富士。

午前中は全体が見えていたのだが、すっかり霧の中にその姿を隠してしまった。

大潟浦園地

ホテルに戻りながら、「そういえば島に来てるのにほとんど海を見ていない」と気づいたので、ホテルから近い大潟浦園地にも行ってみた。島に打ち付ける波と、島から吹き抜けていく風がぶつかり合っていた。

八丈島、逢坂橋

大潟浦園地からは、大坂トンネル展望台のある逢坂橋の全体像を見ることができる。こんな角度の坂をずっと登っているのか、と驚かされる。こういう大自然の中の土木構造物という景色は好きな人いいるのではないだろうか。

ホテルの朝食

八丈ビューホテルは夕食は提供していないが、朝食は宿で食べることができる。

明日葉やうみかぜ椎茸など島の食材を使ったお茶漬け膳。

メダイのヅケご飯をお茶漬けにする。

他にサラダやドリンクは、バイキング形式で用意されていた。

さて、ホテルをチェックアウトしたら、八丈島を発つまで再び八丈島の自然を感じに行く。Part5へ続く。

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