熱帯の都市国家・シンガポール Part3 煌びやかな夜のシンガポールを歩く

マーライオンを見に行く

シンガポールといえば、誰もが真っ先に頭に浮かべるのは『マーライオン』ではないだろうか。

そもそもマーライオンとは、マーメイドとライオンを組み合わせた造語。
11世紀にマレーシアの王族が対岸に見える大地を目指して航海の旅に出た際、途中で海が激しく荒れ、王族が被っている王冠を海に投げたところ、海は静まり無事にその大地にたどり着くことができた。その時、ライオンが現れて、王族にその大地を治める事を許して立ち去った。という伝説が由来。

生物学的にはマレー半島にはライオンは生息していないはずなので、実際に大型猫科動物を見たのであればトラだったのだろうと言われている。100年ほど前まではシンガポールの熱帯雨林にもマレートラが生息していた。

シンガポールという国名もライオンが由来で、サンスクリット語のSinga(ライオン)pura(街)が由来で、ライオンシティと言われるのもSingapuraの直訳である。

マーライオンの最寄駅はMRT東西線のRaffles Place駅。ラッフルズとは、シンガポール建国の父とも言われるイギリス東インド会社の行政官・トーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿のこと。ラッフルズ卿は探検家としても知られていて、東南アジアのジャングルの調査を自ら組織した。世界最大の花「ラフレシア」も彼らの調査団が発見しラッフルズ卿から名前を取ったと言われる。

Raffles Place駅からシンガポール川沿いを10分ほど歩くとマーライオン公園にたどり着く。

シンガポールには政府公認のマーライオンが6体あり、そのうち2体がマーライオン公園にある。

マリーナ湾の向こう岸のマリーナベイサンズを背景に見るマーライオン。これぞシンガポールといった画。

マーライオンは世界のガッカリ観光地の代表格のような言われ方をしているが、私はガッカリ感はあまり感じなかった。ちゃんと迫力を感じられた。

2体のマーライオンは背中を合わす形で立っている。

日中は蒸し暑いが、海風が吹いて心地よく夜に来ると夜景も綺麗。夜に来たほうがおすすめかもしれない。

ビル群を背景にしたマーライオン。MUFGのビルも建っている。

マリーナ湾を歩いていると、マーライオンとマリーナベイサンズというシンガポールのランドマーク代表格を除くと、神戸や横浜の夜景と同じような雰囲気があり、日本人的に意外と馴染みがある光景だった。

マリーナ湾には屋形船のような遊覧船が行き来している。よく見ると船には目がついていて、時折瞬きをしている。

マーライオンからシンガポール川を渡ると飲食店が多く、テイクアウトのワゴンもあった。

今回は、シュガーケーンジュース(サトウキビ)片手にマリーナ湾を散策していた。2.5SGDで注文したらその場で絞ってくれる。冷たくさっぱりしていて飲みやすいので、おすすめ!

カランリバーサイドパーク

ホテルに戻ったらホテルの近くも少し歩いてみた。

ホテルの横にあるRochor運河を下り、カラン川との合流地点がカランリバーサイドパークとなっている。

シンガポールは治安が安定しているとはいえ、夜のローカル公園を歩くのは少々心配だったが、実際には地元民がランニングや犬の散歩をしていたり、ベンチに座って川を眺めながら黄昏ている人がいたり。マリーナ湾とは違う静かで平和な夜の公園を過ごせた。

公衆トイレでは、ホオグロヤモリが張り付いていた。英名はHouse Gecko。ニホンヤモリと同じくらいの小さなヤモリだが、ケッケッケッと鳴いている。沖縄にいる鳴くヤモリと同じ種類。

マリーナ湾とは違って、人々の生活が感じられる夜景。シンガポールの住宅は大半が公営団地になっている。

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