熱帯の都市国家・シンガポール Part5 シンガポールの動物園

シンガポールの動物園

MRT南北線Khatib駅からM2という路線のシャトルバスに20分ほど乗るとシンガポールの動物園群があるMandai Wildlife Reserveに行ける。バスの料金は片道2.5SGD。路線バスとは違って先払い、即時引き落としだった。支払いは現金は使えずキャッシュレスのみとなるので注意。

バス乗り場の場所が分かりづらかったのだが、帰りに改めて見たら”ここに並んで”って書いてあった。

車はフルEV。夜ナイトサファリの帰りのバスはかなりの乗車率だった。最終ギリギリを狙うともっと混むかも。シャトルの最終バスよりMRTの最終電車の方が早いので、公共交通機関でナイトサファリに行く人は帰り時間をしっかり調べておいた方がいいです。

Mandai Wildlife Reserveには、5つのテーマの動物園がある。

4,200匹以上の動物たちが住むシンガポール動物園、合計400種3,500羽以上の鳥類が飼育される鳥専門の動物園バードパラダイス、アジア初で唯一の川をテーマにした動物園リバーワンダー、36種類の動物たちが自由に歩き回る熱帯雨林の生態系をそっくり再現した体験型動物園レインフォレスト・ワイルド・アジア、世界初の夜だけ開園する動物園ナイトサファリ。全てのパークを回ると246SGDかかるが、複数のパークを回るなら5つのパークがセットで98SGDの5アトラクション・デスティネーション・パスを強くお勧めする。

チケットは事前に公式ページから購入し、当日はメールで送られてくるPDFのEチケットに表示されるQRコードを改札機でスキャンして入場する。購入ページは英語だが、分かりやすいので難なく買えると思う。公式にはブラウザの翻訳機能使ってね、と案内されている。

今回はリバーワンダーとナイトサファリのみの訪問だったが、それでも個別にチケットを買うより安くなる。ずっと自然保護区や公園巡りをしていた今回のシンガポール訪問で、唯一観光でお金を払った施設。

動物園のオフィシャルレストランの他にもレストラン街がある。和民やスシローもあった。

Song Faのバクテー。小さいサイズを頼んで後悔。めちゃくちゃ美味しかった。

中国系シンガポーリアンに私も中国人だと思われたみたいで、最初バリバリの中国語で話しかけられて焦った。違うって気付いたようで謝られた。でも世界に出ると、中国・韓国・台湾・日本って同じ東アジアっていう仲間意識を感じるのはすごいわかる。

River Wonders

まずはRiverWonderに入場。

本当はシンガポール動物園にも行きたかったが、Sungei Bulohでのワニ探しに白熱して予定より長く滞在してしまったので断念せざるを得なかった。そんな中あえてリバーワンダーを選んだ理由は、巨大なアマゾンのカワウソ・オオカワウソを見たいと言う理由だった。

動物園なのだが、こういった園内の雰囲気も作り込まれていて、テーマパークとして結構楽しめる。

印象的だったのはメコン川の大水槽。日本でも水族館に行くと大抵メインの大水槽があって、中には巨大なサメやエイなんかが悠々と泳いでいたりするのだが、それと同じノリでメコン川の魚が泳いでいる。

淡水魚でこの迫力が出せるのはすごい。

ナマズたちは人間観察が趣味なのか、魚を見ているとナマズたちも寄ってきて我々を見ている。

中国エリアのメイン水槽はチョウザメ。サメとは名だけで、実際にはサメとは関係のない硬骨魚類。

中国エリアの目玉はジャイアントパンダ。上野動物園もアドベンチャーワールドも日本のパンダは皆中国へ帰ってしまった。こちらは日本とは違い、パンダを見るための大行列も時間制限もなくじっくりゆっくりパンダを観察できる。

目線サービスされた。ガラス越しじゃないのでクリアに写真が撮れるのもポイント高い。

ここまでは水族館要素が強かったが、橋を渡って湖を渡ると今度は動物園要素が強くなる。

野生の猿も橋を使って湖を渡っていた。湖はアッパー・セレター貯水池といって、小さな国土のシンガポールの貴重な水源の一つ。天然の湖ではなく1920年に建設された人造湖。

湖を渡ると有料(5ドル)アトラクションのアマゾンリバークエストがある。船に乗って動物を見ることができる。途中何回か急流を降るが、そんなに激しくはない。ディズニーランドのカリブの海賊に乗れる方なら余裕。

平日の夕方だったので待っている人数は数名程度、ほとんど待ち時間なく乗船できた。

乗っている時間は10分くらい。

相手は生身の動物なのでちゃんと観察できるかは運次第ということになるが、なんとジャガーがちょうど船と並んで歩いてくれたのはラッキー。
5ドルというのは1回の料金ではなく、再乗船ができる。下船後に、出口と再乗船の分かれ道がある。

最後の施設が個人的な目玉。オオカワウソ。
オオカワウソが泳ぐトンネルを潜る。

たまに上陸したりもする。日本で見慣れたコツメカワウソやユーラシアカワウソより明らかに大きいが、仕草はカワウソそのもの。

マナティの大水槽。何頭も泳いでいて迫力がある。マナティにも種類があるのだが、ここで見られるのはアマゾンマナティ。淡水域にのみ生息して、マナティの中で一番小柄な種類。

水面で見ると同じ水棲哺乳類のアザラシ感が強い。

珍獣のありがたみがなくなるくらい目の前で観察できた。

Night Safari

ナイトサファリはその名の通り夜の動物園。夜しか営業しない動物園というのは世界で初めてだそうで、営業時間は19時から24時。前売り券の購入時に入場時間の枠を指定する必要があるが、今回訪問時は平日で比較的空いていたので、数日前に予約したが余裕で一番早い枠が予約できた。

開園してすぐの枠で入場できたが、お腹も空いたしそれなりに人も多くゆっくり回れなそうだったので、まず最初にフードコートで夕食を食べてしまうことにした。シンガポールの麺料理、ラクサ。動物園内は物価が高く、これで13.9SGD。

フードコートに野生の猿が乱入。すぐにスタッフが飛んできて棒を打ち鳴らして追い返していた。

自分の足で歩いて回るトレイルと、車で回るトラムの2通りの楽しみ方がある。トラムの利用料は入園料に含まれているが、課金すると各言語対応の優先トラムに搭乗できる。

結論から言うと、普段から野生動物を探すと言うことに慣れていない人はトラムに乗った方が楽しめるのではないかと思う。生き物探しスキルが低いとただ薄暗い夜の森を歩いただけみたいな苦い思い出になりかねない。もちろん観察しやすい動物もいるので、全く見られないこともないのだが。

トレイルは想像以上に薄暗く、生物展示も自然に近い状態で見せるのがコンセプトなので、普段から生き物探しをしている私でもなかなかハードな道のりだった。時間と体力に余裕があれば、まずはトラムで解説を聞いた後でトレイルを回るといった見方もいいと思う。

薄暗いトレイルでは野生の小動物がいて、茂みでガサガサと音を立てているので結構ドキドキする。はっきり姿は見えなかったがネズミのように見えたので、人に害を加えるようなものではないはず。

スナドリネコが池の魚をハンティングしている。ぶれているがこれでも比較的よく撮れた方。

かなり照明が薄暗いので、写真を撮ると言うより自分の目で見て楽しむのがおすすめ。

ところどころに案内があるので道には迷わない。日本語も併記されている。

結構歩いたので休憩所で飲み物休憩。自販機はジュースが多く、純粋に水分補給できそうなものは綾鷹しかなかった。

休憩所の屋根にはハウスゲッコーが張り付いていた。

ブチハイエナ。

タスマニアデビル。寝ているだけなら子犬のようで可愛らしい。活動している個体は悪魔のような声で吠えていた。

トレイルを一周自力で歩いて回って入り口に戻ってきた。全部見て回ってきて所要時間は2時間ほど、距離にして4kmほど歩いたようだ。

朝から動き続けていて疲労感が溜まっていたのでフードコートでシンガポールのドリンク、コピを飲んで休憩。コピとはコーヒーのことなのだが、こちらでのコーヒーは砂糖とコンデンスミルクを入れた甘いコーヒーが主流。1杯6ドルした。

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