平日1日1万円で乗り放題
2月14日~ 3月14日の1ヶ月間の平日、新幹線を含めてJR東日本と一部の第三セクターが乗り放題が1万円というオトクな切符”キュンパス”が発売されていた。
1万円で乗り放題がどれだけお得かというと、東北新幹線で東京~那須塩原を往復するだけで元が取れてしまう。
そんな切符がありながら旅しないわけにはいかないので、まだ乗ったことのない秋田新幹線に乗りに、日帰りで秋田まで行ってきた。
まずは福島まで
単純に秋田まで往復するのもつまらないので何本か新幹線を乗り継いで秋田まで向かう。
東京から福島まではやまびこ号を利用。
車両は最近数を減らしているE2系。この度のダイヤ改正でつばさ号と連結するやまびこ号はE5系になってしまった。
近頃の新幹線は窓が小さいので、大きな窓の新幹線はもはやレトロ感すらある。
この福島駅でつばさ号は切り離されて山形方面へと向かう。
福島ではやまびこつばさの切り離しを見学するためだけに下車したので、すぐ後続のやまびこ号で盛岡を目指す。
乗ってきたやまびこ号で次の仙台に行ってからでも乗り換えられるのだが、福島からの方が自由席が空いている気がしたのでこちらから盛岡へ向かった。
こまち型車両のE6系を繋いだ17両編成だった。
東日本の新幹線はいろんな車両が来るので面白い。
駆け足で盛岡観光
やまびこ号は終点の盛岡駅に到着。盛岡には1時間半ほど滞在する。
盛岡駅からバスに乗って10分ほど、石割桜。結構まちなかの、裁判所の前にある。
その石割桜からすぐの盛岡城跡。天守もないし、太平洋戦争で供出され土台だけになった銅像跡しかない。そして結構雪深いので何度も足を取られそうになった。
関東の民なので雪がある景色に過剰に反応してしまう。
人間が作った轍を歩く鳩。
駆け足で盛岡駅周辺を巡ってバタバタと盛岡を後にした。
食事をする時間がなかったので、大急ぎで駅弁を購入して新幹線車内で食べた。
最終目的地、秋田
盛岡駅からは秋田新幹線で1時間半ほどで秋田駅につく。
ちなみに秋田新幹線というのはあくまで愛称で、田沢湖線という在来線をこまち号という特急が走っている扱いで、山間のローカル線をのんびりと走っていく。
東北新幹線内は時速320kmで爆走してたのに盛岡を過ぎた途端のんびりと走るギャップが面白い。
秋田駅にて、普通の電車の駅に新幹線の車両が止まっている。これがミニ新幹線というものか。
改札を抜けるとでっかいなまはげと秋田犬が迎えてくれた。
秋田では駅から歩いて10分ほどの千秋公園を訪ねた。
盛岡はあんなに雪が降っていたのに、スッキリと晴れて秋田は過ごしやすい天気だった。
千秋公園は秋田藩久保田城の跡地を19世紀末期に公園として整備された。
久保田城御隅櫓は、武器庫兼物見櫓だった建物を資料をもとに再建されたもの。
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