2016年に北海道新幹線が新函館北斗まで開業、東京から北の大地まで電車1本で行けるようになりました。
今回は、往復はやぶさ号で日帰り函館の旅に行ってきました。
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函館までの行き方
東京から函館までは、新函館北斗駅まで新幹線”はやぶさ”号で4時間半ほどかかる。
新幹線開通前は、羽田空港から函館空港に飛ぶか、新青森駅から在来線特急に乗り換えるかが主なアクセス手段だったが、今や東京駅で改札を通って、降りたら北の大地という時代になった。
青函トンネルを抜けると、新幹線はいよいよ北の大地を走る。北海道に入った新幹線の車窓はすでに北国の雰囲気。
終点の新函館北斗ではやぶさ号を降りたら、ここからは普通列車の”はこだてライナー”に乗り換えて約20分で函館駅に到着する。トータルで東京駅から函館駅までは、片道5時間ほどとなる。
はこだてライナーは新函館北斗駅を発着する新幹線に接続するような時刻で走っている。
ちなみに函館周辺、SuicaなどのICカードは使えませんのでご注意。
[追記]
2024年春からKitacaエリアになるようです。
[追記終わり]
函館から札幌を通って旭川まで結ぶ函館線の起点の証、0キロポスト。
一番早いはやぶさ1号は東京駅6時32分発、新函館北斗駅10時53分到着。
接続するはこだてライナーは11時4分発、函館駅11時20分到着。
帰りは函館駅を18時6分に出発したはこだてライナーが新函館北斗駅には18時28分着。
接続するはやぶさ48号が18時40分発、東京駅には23時4分に到着します。
函館には6時間半ほど滞在できます。
東京から新函館北斗までは通常だと片道で23,230円だが、時たま発売されるえきねっとの「トクだ値スペシャル 21」は半額になるので、片道分の料金で行って帰ってこれるので設定がある時はおすすめ。
ただし座席数が限られているので発売日でもトクだ値商品は完売なんてこともある。
函館の海鮮丼
始発の新幹線で函館に来ると、函館駅にはちょうどお昼前に到着します。
そこでお昼ごはんには、”どんぶり横丁市場”へ。
函館駅から歩いて1分ほどのすぐ近くにある函館朝市に隣接していて、海鮮のお店が十数件並んでいます。
さて、腹ごしらえが済んだら早速函館の街へ繰り出します。
異国情緒あふれる函館のレトロな街
今回函館に来たのは、異国情緒ある函館の街を散策したかったから。
というわけで目指すは函館の歴史が凝縮されている公園、”元町公園”。路面電車で末広町電停まで乗りました。
2月末の函館とはいえ、晴れると結構気温が上がります。
体感的には関東にいるとの違いはありません。
雪が積もっていますが、雪かきされているので歩くのには困りませんでした。
函館山があるので、坂が至るところにあります。
青函連絡船として活躍した摩周丸を望むこちらは”八幡坂”。
イルミネーションスポットみたいですが、日帰りすると暗くなるまではいられません。残念。
この坂はテレビや映画などのロケ地になることもあるらしく、函館の坂の中でも有名みたいですね。
自分以外にも写真を撮ってるグループがちらほら。
旧イギリス領事館が建つ基坂。
札幌までの道路の基点になったのが由来。
旧イギリス領事館ではアフタヌーンティーが楽しめます。
函館街歩きに疲れたら、本場イギリス流のスコーンと紅茶で一服できる。
基坂を登りきると元町公園があります。
”河野政通が、箱型の館を築いたことから、「箱館」の名がついた”といわれているのがちょうどこの公園のあたり。
明治43年に建てられた函館の住民の集会所で国指定重要文化財になっている。
明治42年に建てられた旧北海道庁函館支庁庁舎。 こちらは北海道有形文化財になっている。
公園に訪れるのは人間だけではないようです。
自動販売機を見ると、北海道にいることを感じさせるラインナップ。
元町公園をあとにしても、異国情緒あふれる町並みが広がっていました。
坂の多いこの街をちょっとぶらぶらとお散歩するだけでも楽しめます。
ここから海沿いへ歩いて、金森赤レンガ倉庫まで向かいます。だいたい10分くらい。
金森赤レンガ倉庫群は、横浜の赤レンガ倉庫と同じで中はショッピングセンターになっていました。
赤レンガの近くには日本で一番古いコンクリート電柱がある。大正12年に建造され、未だ現役です。
当時の電柱は木造が主流でしたが、函館は火事が多くその対策でコンクリート製が選ばれたそう。
赤レンガから函館駅までは路面電車を使わずに歩いて戻って15分ほどでした。
函館駅に戻った頃にはすっかり日が傾いていた。帰りのはこだてライナーを待つ間の一枚、西陽を浴びて出発を待つキハ40。
日帰りということで函館駅周辺を回っただけだが、それでも一日しっかり楽しむことができた。
後は新幹線でゆっくり過ごしたら東京に着いている。
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