東京から日帰りで高知県室戸のむろと廃校水族館と北川村のモネの庭まで行ってきました。
東京から室戸までのアクセスは、東京・羽田空港から飛行機で高知龍馬空港へ向かう。
高知空港までは1時間半弱のフライト。
機内からは富士山も見られた。
着陸前に飛行機から見えた室戸岬。
このあと空港から車でひたすらここまで走ってくることになる。
むろと廃校水族館
高知空港からレンタカーを借りて70kmほどの道のりを2時間弱かけて走り向かったのは、むろと廃校水族館。通称むろ廃。
2005年に廃校となった旧椎名小学校を活用している。
入館料は600円。
小学校だった頃の面影を残している館内。
教室のまま残されている場所も。ここだけ見たらとても水族館とは思えない。
AED、、、と思いきやこれも水槽。
水道だった場所はタッチプールになっていて、伊勢海老が闊歩していた。
25mプールをそのまま使った水槽はSNSなどでも度々話題になる、むろ廃の目玉スポット。
プールに魚が泳いでいたら。。。なんて小学生の頃の妄想が現実となっている。
ちゃんと(?)水族館らしくリノベされているエリアもある。
実写版リトルマーメイドのフランダーそっくりなこの子はオヤビッチャ。
世界一美しいと言われるヨシキリザメのおチビちゃん。
いろんな種類のウツボがミッチミチに詰まっていた。
この子達は窮屈とかそういうことは感じないのだろうか。
室戸の空と海
室戸は弘法大師が修行し悟りを開いた御厨人窟(みくろど)という場所がある。
悟りを開いた時に目に入ったこの室戸の空と海の景色から、空海という法名になったと言われている。
こちらがまさに御厨人窟から見た室戸の空と海の景色。
道路舗挟んだ海側は乱礁遊歩道があり、荒々しい室戸の海岸と南国チックな植生を楽しめる。
今回は時間的な都合で少ししか歩けなかった。
烏帽子のような形の烏帽子岩。
リュウゼツランも生えていた。
道の駅キラメッセ室戸のすぐ裏手の海岸にて。
道の駅は室戸岬の高知側の入り口に位置している。
レトロな建物が残っている吉良川の街並みも行きたかったが、やはり時間的な都合で行くことができなかった。
モネの庭
最後に向かったのは室戸から少し離れて、北川村モネの庭。入園料は1000円。
世界で唯一フランスのクロードモネ財団公認でモネの庭を再現している。
ジヴェルニーの庭を再現した「水の庭」エリア。
モネといえば睡蓮が有名だが、その睡蓮の池が再現されている。
水の庭と雰囲気が変わったが、こちらはモネがルノワールと旅した地中海の風景を再現したボルディゲラの庭。
この青い睡蓮は熱帯性の睡蓮の花。冷涼な気候のジヴェルニーでは栽培が難しく、モネは温室まで用意して挑戦したそうだが、とうとう咲かすことはできなかった。
モネの庭で花を咲かす青い睡蓮は、温暖な高知の地でようやく叶った。
「100年に一度咲く」と言われるリュウゼツランの花が咲いていた。リュウゼツランはテキーラの原料になる。
実際には100年もかからないのだが、花を咲かすまでに時間がかかるのは事実で、結構珍しい。
一度咲いたらその株は寿命が来てしまう。
花をつけて寿命を迎えてしまった子の姿もあった。
モネの庭を見学したら、またひたすらレンタカーを走らせて帰途に着いた。
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