【旅行記】温泉と歴史に触れる九州のたびPart2ー震災からの復興、熊本城ー

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仕事が忙しく普段は弾丸旅行ばかりしている私だが、今回は珍しく連休を取れたので九州へのんびりと旅に出た。
宮崎県へ行くつもりだったのに福岡空港にダイバートして始まった九州旅行


行き当たりばったりで向かったのはこれまた未訪問県の熊本県。
そのまま宿泊地の別府に行っても良かったのだが、勢いで新幹線に飛び乗り熊本に来てしまった。

博多から熊本までは各駅停車タイプのつばめに乗ったのだが、それでも40分で到着、距離でいうと100Km弱。

震災からの復興、熊本城

熊本駅に降り立って向かったのは熊本城。熊本城は2026年4月の地震によって大きな被害を受けたが現在復興が進められている。

熊本城までは熊本駅を出て駅の目の前にある電停から路面電車に乗り、15分ほどで熊本城まで行くことができる。
車内は観光客で結構混み合っていた。

熊本の最寄りの路面電車の駅は、公式には「熊本城・市役所前」電停なのだが、どうも歩いてみると、一つ手前の「花畑町」電停のほうが近そうだった。実際Yahoo!の乗り換え検索ではこちらが案内されていた。

被災した熊本城は今もまだ復旧作業中。
もともとの見学ルートは通ることができず、新たに見学ルートが作られている。

見学ルートは高低差はあるのだが基本的にはエレベータが併設、なくてもスロープが設置されていてバリアフリー化されていた。

石垣が崩落して建物が歪んでいる。

ある意味石垣の中身を見られるのは珍しい。

通路からの天守。震災がなかったらこの角度からの天守は見学できなかった。

案内のパネルがあり、もともとの見学ルートだったことがわかる。
現在の見学ルートは、こういった復旧工事も含めて見られるようになっている。

内部はとことんきれいに再建されており、現代的な博物館といった雰囲気。
城内もエレベータ完備。
天守から見下ろすクレーン車を使って石垣の復旧工事の様子。
熊本城は展示をかいつまんで見て、ちょっと駆け足で巡って1時間ほどの滞在時間。
博物館の展示をもっとじっくり見たら1時間半から2時間ほどかかりそうだった。

帰りにはちょうど天守が雲海に包まれていた。
これは通路の下側にミスト発生装置が仕込まれていて、定期的にミストを噴射することで人工的に雲海を作っているという結構大掛かりな演出。

熊本から大分まで直通、九州横断特急


熊本城を急いで回った理由は、熊本から大分まで真っすぐ行ける特急列車に乗るため。
最初は新幹線で小倉まで出てソニックに乗るルートを想定して熊本まで来たのだが、宮崎から使う予定だった特急券を払い戻すためにみどりの窓口に並んでいたら、熊本から大分までを直で結ぶ特急、その名も「九州横断特急」が2時間後にあるのを発見した。

列車は2両編成で1両が指定席。指定席の半分ほどはインバウンド観光客の団体だった。

とりあえず機内でサンドイッチを食べてから何も口にしていなかったので、熊本で買った駅弁を持ち込んだ。

駅弁を食べたらやはり熊本駅で購入した、熊本名物「いきなり団子」。
輪切りにしたさつまいもを小麦粉の生地で包んで蒸したもの。

駅ナカですぐ買える長寿庵というお店があったで、ありつけることができた。
「いきなり」とは熊本の方言で「簡単」といった意味。
いきなりな来客でも簡単に作って出せる団子というダブルミーニングになっている。

うとうとしているうちに、気づけばインバウンド観光客はごっそりといなくなっており、車内は数名のみの乗客となっていた。
3時間弱で終点の大分に到着した。

Part3へ続く

-温泉と歴史に触れる九州のたび まとめ-

Part1ー悪天候の宮崎空港へのフライト・B767プレミアムクラス搭乗記ー

Part2ー震災からの復興、熊本城ー

Part3ー温泉県大分、別府ー

Part4ー別府地獄めぐりー

Part5ー夜の門司港レトロー

Part6ーほぼ丸一日海の上、東京九州フェリーそれいゆ乗船記ー

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